美容皮膚科での治療というとまずフォトフェイシャルが思い浮かぶのですが、よく聞くこのフォトフェイシャルとはどのような施術なのでしょうか。

私の友人にも定期的にフォトフェイシャルを受けている人がいますが、劇的に変化をもたらすというよりはシミやくすみの改善、予防という意味で続けています。

フォトフェイシャルをした人としなかった人とでは10年後にきっと違いが出る、そう信じているに違いありません。

肌のくすみやシミはメラニンによるものですが、フォトフェイシャルと呼ばれる光治療によってメラニンを破壊することができます。

フォトフェイシャルはおもにくすみやシミ、色むらなどに効果を発揮します。

薄いシミなどは一回の施術で目立たなくなることもありますし、フォトフェイシャルによってコラーゲンの生成が促されますので肌にハリや潤いが出ます。

フォトフェイシャルの光はそれほど強力なものではありませんが、肌の深層部でメラニンを破壊します。

破壊されたメラニンは肌の表面に浮き上がってきますので、一時的にシミが濃くなったと感じることもあるかもしれません。

その後かさぶたとなって剥がれ落ち、生まれ変わった新しい肌が現れるという仕組みです。人によっては数回の施術で肌がワントーン明るくなったという方もいます。

レーザー治療との違いですが、レーザー治療は症状のある部分にスポットで治療を行います。

一方でフォトフェイシャルは弱い光を顔全体に照射するので、顔の肌の悩みを総合的に解消してくれます。

ダウンタイムも少なく施術後すぐにメイクができる場合もあります。

フォトフェイシャルの流れについてみてみましょう。まずは医師とカウンセリングを行い、肌の状態をチェックします。

フォトフェイシャルの光から目を守るためにアイマスクを着用します。

光の強さや照射時間はその人の肌の状態によって異なるため、経験のある医師の判断が必要となります。

一回の施術時間はおおよそ15分から20分程度で、その後炎症があるようでしたら肌を冷却することもあります。

施術中はぱちんと輪ゴムではじかれたような痛みが伴いますが、強い痛みではないので安心してください。

フォトフェイシャルはどの程度の頻度で続ければいいのでしょうか。できれば4週間に一度、5回以上続けることで効果を実感できると思います。

フォトフェイシャルを行う際の注意点ですが、施術後は肌が敏感になっていますので、紫外線を避けるために日焼け止めを必ず塗ってください。

またマッサージや自宅で美容器具などを使うのも避けた方がいいかもしれません。

フォトフェイシャルは基本的な美容施術なので多くの美容皮膚科で行われています。ただし使用されている機械や医師の熟練度なども異なりますので、口コミをチェックして評価の高いクリニックで治療を受けるのがいいでしょう。

せっかく高いお金を払ってフォトフェイシャルを受けるのですが、目に見える効果を期待したいですよね。