加齢とともにどうしても避けられないのが顔のシワやたるみ。
40歳前後ではまだまだ若々しい人もいますが、50歳ともなるとシワのない人はほとんどいません。
シワがあるとどうしても年齢相応にみられて、鏡を見るたびに悲しくなってしまいます。
中にはシワはこれまでの人生沢山笑った証拠と言える人もいますが、本音を言えばシワが無い方がいいに決まっています。
どんなに美しい人でも歳を取ればシワができてしまうというのは、海外のセレブを見ればわかります。
若いころは絶世の美女と言われたあの女優も50歳を過ぎると深いシワが刻まれます。
しかし、海外のセレブの中には年齢の割にはシワが少ないんじゃない?と思える人々がいますがこれはどういうことなのでしょうか。
実はその答えがシワをなくすボトックス治療なのです。海外セレブの合言葉といえば”ボトックス”なのです。
ボトックスとはボツリヌス菌から抽出される成分の一つで、神経伝達物質の働きを弱める力があります。
筋肉の動きを弱めることができるので、シワの予防にもなりますし、すでにあるシワにも作用します。とくに眉間のしわやおでこのシワ、目の際の細かいシワなどに効果があります。
ボトックス注射にはシワをなくすだけではなく、肌が引き締められ、ハリが出るという効果もあります。
ボツリヌス菌を体内に入れるなんてなんだか怖いという人も安心してください。ボトックスは筋肉に作用するものなので、徐々に筋肉に吸収されやがて効果はなくなります。
いつまでも体内に残留するものではないので、心配はいりません。そのかわり効果を持続するためには定期的に注射を打つ必要があります。
ボトックス注射は顔のシワだけではなく、エラ張りやまぶたのたるみ、あごの凸凹やふくはぎ痩せにも効果があります。また汗をかきにくくなる効果もありワキガや多汗症の方にはおすすめです。
ボトックス注射を受けるにあたって注意しなければならないことは、経験豊富な医師を選ぶことです。ボトックス注射を打つ場所や薬剤の量は医師の判断によって決められます。
また稀にボトックスに対するアレルギーをお持ちの方もいますので注意が必要です。注射に使用するボトックスもアメリカの会社のものでFDAに認可されているものです。
安価なボトックス注射の中にはアジア諸国で生産されているものもありますので、事前に確認することが大事です。
ボトックス注射の流れですが、まずはカウンセリングを行い、注射する場所を確認します。その後麻酔クリームを塗布し、注射をします。治療にかかる時間は10分から15分です。
効果は数日後から現れることが多いようです。ダウンタイムは短く、時には赤くなることもあるようですが、内出血もほとんどありません。
メイクや入浴も施術当日から行うことができます。
この記事を読んでほうれい線のことが書かれていないので気になった方もいるかと思いますが、ほうれい線には他に効果的な治療法がありますので別の記事でご紹介しますね。